電気代が上がって会社が倒産?解雇?
公開日:
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最終更新日:2014/07/06
エネルギー関連ニュース, 節電
この夏の電気料金は上昇していますか?
電気代があがって会社が倒産する?解雇する?という記事がありました。
http://www.jakartashimbun.com/free/detail/16436.html
電気代が上がることで、解雇、倒産が広がるということです。
私のお客様のケースでお話をすると、年間電気代+ガス代で1億円を支払っていました。このお客様、実はこの3年間でエネルギーコストが20%も上昇しているのです。当然、省エネをしているはずなのに。
なぜなんでしょうか?
それは、
・電気料金の単価が上昇しているから。(みんながしっている、よく報道される内容)
・電気料金の燃料調整費が上昇しているから。(あまり報道されません)
・再生可能エネルギーの賦課金が増えているから。(あまり報道されません)
・消費税があがったから。(報道されていますが、まさか電気代まで)
ということで、現在、企業にはこれだけの電気料金値上がりリスクがあったのです。
ということで、電気、ガスの”購入量”は減らすことができていましたが、その費用は減らすことができていなかったのです。
結局、年間で2000万円以上のコストアップとなったのです。
このコストアップ2000万円凄い金額ではありませんか?
これは一つの事業所においてです。売り上げ20億位の事業所で2000万円のコストアップ。これは、利益が吹っ飛ぶ事業所もあるはずです。
2000万円のコスト。2000万円の投資をする場合は、社内で決済をして覚悟を持って投資します。しかし、このエネルギーコスト、請求がきてから分かるのです。
決心していないのに、2000万円の電気代を支払う必要があるのです。経営者の方はたまりません。
では、このような場合、どのような対策を施されるのか・・・
それは、経費削減→人員削減なんかであったりするわけです。
これは、東北の市場調査結果です。
http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/s140601_10.html
ほとんどの企業経営者が対策を検討しているのです。
もちろん、原発が動くと電気料金は一時的に下がるかもしれません。しかし、世の中の情勢をみると結局はエネルギーコストは上昇するのです。
ですから、対策をしないわけにはいかないのです。
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