*

電気代の上昇が家庭と製造業にどれだけ影響しているか把握していますか?そしてその削減方法は?

公開日: : 最終更新日:2014/07/22 エネルギー関連ニュース

原子力発電所の再稼働が遅れています。その影響はどの程度なのでしょうか?

日本経済新聞に以下のような記事が記載されていました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF18H0B_Y4A710C1000000/?nbm=DGXNASFS17H1I_Y4A710C1SHA000

こんなに電気料金が上がっていたなんて。。。

原発再稼働の遅れは電気料金を押し上げている。経済産業省によると全国平均の電気料金は2010年度から13年度にかけて家庭向けが19.4%、企業向けが28.4%上がった。電力10社中7社が震災後に経産省の認可を受けて値上げした。再稼働が見通せずに再値上げを模索する電力会社もある。

再稼働が許されないと電力会社は、電源を確保しなければいけません。その責任が電力会社にはあるのです。

電力会社は原発が動かないと燃料費の高い火力発電所を動かす。原発停止にともなう燃料費の増加額は13年度に3.6兆円にのぼり、電気代の上昇に直結している。

電力会社は、電源を確保する責任があり、その結果選択肢としてある化石燃料を使った発電を行います。

震災があった11年3月と今年8月の電気代を地域別に比較すると、東京電力の値上がり幅が36%と最高。電気の使用量が標準的な家庭で月6251円から8509円まで上がった。一方、上昇率が最低だったのは北陸電力の12%だった。

上昇率が最低だったのは、北陸電力です。これは原子力の比率が元々小さかったからで、元々の電力需要がそれほどなかったからでもあります。

東電など7社は経産省に値上げ申請して認可を受けたほか、各社は火力の燃料となる天然ガスや石油の値上がり分を毎月の電気代に転嫁している。北海道電力は泊原発の再稼働が見通せないため、今夏をメドに再値上げを判断するとしている。

全国の電力会社(沖縄を除く)は、経営的に耐えることができず、この燃料仕入れ増加による原価アップを電気代に転嫁するのです。

ここまで、読むと電力会社は悪くないように見えますね。しかし、ここに盲点があります。通常の企業であれば、仕入れ先を絞る、仕入れるものを限定することは非常にリスクがあり、避けます。

しかし、電力会社は発電のための仕入れを、原子力に依存していたのです。これは、完全に経営者の選択のミスでしょう。

だからといって、他社の責任にしていてもしょうがありません。自衛するしかないのです。
電気料金を20%削減する方法が必要なのです。その方法をこのサイトでは案内していきたい。


関連記事

no image

本当に必要な電力対策は?

お疲れ様です。 ISEPより「電力は足りる」との調査結果がでました。 更に、 「エネルギー

記事を読む

no image

東芝蓄電池の新モデル販売!普及するか?補助金は?

お疲れ様です。 家庭用蓄電池の動きが少し加速してきました。 業務用蓄電池はまだまだ高額な

記事を読む

no image

原発再稼働するか?

お疲れ様です。 上がり続ける電気代。 経営を圧迫するエネルギーコスト。 原発には再稼働してもら

記事を読む

no image

温暖化対策コンサルティング

お疲れ様です。 国立環境研究所から世界の地域別の温室効果を持つメタンの放出量が公表されました。

記事を読む

no image

家庭用電力小売りに新規参入。

お疲れ様です。 電力小売り自由化に向けて各様々な動きを始めていますね。 プロパンガス大手の日本瓦

記事を読む

no image

電気料金が値上げされそうです。その対抗策は?

お疲れ様です。 電気料金の値上げが続いています。 みなさんはどのように対応されていますでしょうか

記事を読む

no image

政投銀支援に電力2社困惑 強まる国の関与警戒「解体への第一歩」

お疲れ様です。 電力会社の経営者、原発神話にどっぷり漬かっていたからしょうがないんでしょうね。

記事を読む

no image

ご当地エネルギー

お疲れ様です。 再生可能エネルギーの発信の仕方として面白いですね。 従来の日本型モデルでは、

記事を読む

no image

東京都のエネルギー政策が成果を出す理由

お疲れ様です。 現在、国単位だけでなく、自治体単位でエネルギー政策は動いています。 その中でひと

記事を読む

no image

中国で原発の建設ラッシュ

お疲れ様です。 中国では原発が建設ラッシュだそうです。 大丈夫なのかと心配になりますが、先々

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

    • 環境ビジネス
    • 一般社団法人環境共創イニシアチブ
    • 環境省
    • クール・ネット東京
    • エネポ
    • 経済産業省、資源エネルギー庁
    • 政府の節電ポータルサイト
    • 環境エネルギー政策研究所
    • 財務省
    • イーアンドイープラニング
    • スマートエナジー株式会社
    • 蓄電節電ドットコム
    • CO2削減ナビ
    • 省エネルギーセンター
PAGE TOP ↑