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エネルギー資源

様々な形で私たちの生活に寄与しているエネルギー。それらにはどのような種類があるのでしょうか?

エネルギー源は、広義には他のエネルギー源に変換しうるものを指します。狭義には一次エネルギー源を指すことが多くあります。
一次エネルギー源は、自然界に存在しているエネルギー源を指し、二次エネルギー源は一次エネルギー源を何らかの形で変換したものを指します。
多くの場合、二次エネルギー源は電力、水素を指し、それ以外が一次エネルギーと考えること多くあります。

最近では一次エネルギー源は、再生可能エネルギーと枯渇性エネルギー(化石エネルギー)に分類されて論じられることが多くなってきました。
本節では、一次エネルギー源のみを以下に列挙します。

枯渇性エネルギー

・化石燃料
・石炭
・石油
・天然ガス
・原子力

再生可能エネルギー

うち太陽起源のもの
・太陽エネルギー(太陽光発電、太陽熱発電、太陽熱利用等)
・風力(風力発電)
・波力(波力発電)
・水力(水力発電など)
・海洋温度差発電
・バイオマス(バイオマス発電等)
・太陽起源以外のもの
・潮汐力(潮力発電)
・地熱(地熱発電)

その他

下記ゴミは大元が木質バイオマスの場合は再生可能エネルギーとして認められるものも有るが、石油起源のものは再生可能エネルギーのカテゴリーには入れるべきものではありません。

・廃棄物(RDF発電等)

資源の枯渇・環境汚染の問題

1970年代に入り、石油危機や化石燃料の枯渇や燃焼ガスによるさまざまな環境問題が起こり、風力、水力、太陽光エネルギーが着目されるようになった。これらのエネルギーは、二酸化炭素をはじめとした環境汚染の原因物質をほとんど出さず、継続的に利用可能であることから再生可能エネルギーと呼ばれています。

その後、地熱、波力、海洋温度差、バイオマスなどのさまざまな再生可能エネルギーの利用に向けた研究開発が進められているものの、未だ一般に用いられるほどには普及が進んでいない状況にあります。
また、燃料電池は、水しか排出しないために環境に優しいと考えられており、民生部門や運輸部門にて導入が期待されていて研究開発が盛んに行われています。しかしその燃料に用いられる水素はメタンから作られ、その過程に二酸化炭素を発生するため、問題解決への優れたエネルギーであるとは言いがたい側面もあります。

石油危機以降、エネルギー利用の効率化が進められてきている。産業部門ではエネルギー源単位の改善が継続的に行われていて、民生部門では省エネルギー家電の開発・普及が進められています。運輸部門では、ガソリンエンジン単体での効率向上だけではなく、ハイブリッドカーなどの新しいシステムを導入することによる効率向上も進められています。

世界の情勢など

エネルギー資源に関する世界情勢は、政治・経済的側面が強く、単純に述べることは難しい状況です。 近年は、地球温暖化への関心の高まりから、温室効果ガスの削減に向けた京都議定書と、その履行に注目が集まっています。
国内では、京都議定書の削減目標の達成に向けたさまざまな方策の実施、エネルギーの規制緩和(電力自由化)、 再生可能エネルギーの利用増大などに注目が集まっている。



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