今からできるデマンド・節電対策(3)エアコン・空調
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最終更新日:2014/06/28
節電
お疲れさまです。
今回は、節電対策でできること第3段です。
テーマは、エアコン。
このエアコン、家庭でも、事業所でも、いろんなところで使用されています。
このエアコンの電力使用量の中で占める割合は、用途によりますが30%から多いところでは50%を超えるようなところがあります。
では、このエアコンに対策することによる電気代を下げる方法とは、大まかに分けると以下の通りです。
ただし、今回は節電対策なので、基本料金の下げ方に特化します。
基本料金の考え方については、こちらを参照してください。
1)エアコンをつけない
2)エアコンの設定温度を変える
3)エアコンを一時的に止める
4)エアコンの起動時間をはやめる
大まかに以上の4つに分けられます。
1)は我慢の省エネというやつです。従業員の方にぶーぶー言われながらやるやつです。3)も基本的には変わりません。昼間の一番暑いときにエアコンが効かないやりかたです。
2)は少し柔らかいやり方です。国の定めでは冷房時28℃、暖房時20℃が推奨温度になっています。この温度設定1℃かえると10%の削減効果があると言われています。逆に暑いからといって冷房時に設定温度を1℃下げると電気代が10%上昇するというわけです。
私がお勧めしているのは4)のやり方!!
通常、事業所などエアコンが複数台設置されていると、エアコンは全台同時に起動をはじめ、ある一定時間後にピークに達します。
そして、このピークが1年間を通じて電気料金を決めるもとになる最大電力となるのです。
では、このピークを下げる方法として、なだらかにピークを発生させ、最大ピークを下げる方法がこの起動時間をずらす方法です。
イメージ的には、10人の駆けっこをすると、水飲み場が一度に混雑しますが、3人ずつに分けて駆けっこをすると、水飲み場は混雑しませんね。
この混雑しない状態を作り出す訳です。
最近は、エアコンに省電力設定がついているため、これらの設定が非常にやりやすくなっています。
一度、お試しください。
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